この研究は、英国スコットランドにあるアバディーン大学・教育学部(University of Aberdeen, School of Education)の修士課程「MSc: Studies in Mindfulness」における社会科学(Social Science) 研究の一環として行っています。
--- 私が今いるところ ---
私の研究は、自然現象のように、常に変化し発展しながら、着地点へと導かれていきます。時には矛盾があったり、進む方向を修正したりすることがあるのも、プロセスのひとつかもしれません。
この研究はオートエスノグラフィー(自己民族史)というスタイルで、バイカルチャルな文脈においての、私自身の「生々しい自己感覚」を探るものです。約30年、日本と英語圏の国々を行ったり来たりしながら、通訳として、ふたつの言語や文化の橋渡し役をしてきました。同時に体を使って行うヨガやマインドフルネスも長年実践してきました。文化や言語や身体のインターセクションで、私の時間は流れています。
ここまでずいぶん長く悩みながら探求を続けてきたけど、このオートエスノグラフィーを書くためのバック・ボーンとなるセオリーを、「異文化心理学」、「メルロー・ポンテの現象学」、「対人神経生物学」と、「マインドフルネスでの自己探求とメタ認知」に決めました。
私が通訳として、これまで共に仕事をしてきた多くの西洋のマインドフルネス講師たちは、日本人の参加者とどのように関わればよいのかを十分に理解できていないことへの懸念を示しており、その困難さをしばしば「文化の違い」に帰していました。私の探求が、異文化理解に少しでも貢献できるのか、できないのか、未知の世界ですが、オープンな心で、探求を続けていきたいと思います。
*貢献できることを願うとそれがバイアスになる可能性があるため、「未知」としています。