2024年も4月末となりました。
去年の秋から、今年のこれまでの活動報告をします。
【活動報告】
2024年は2月から4月末まで、イギリスの大学院の論文に取り組んでいました。テーマは「コンパッション」でしたが、マインドフルネスよりもかなり複雑なテーマでした!
でも、この研究をしたお陰で、"self"、つまり、自己のテーマについて、深く探求できることができました。
「思いやり(コンパッション)」を考える時、日本と西洋での「自己」や「自我」の定義があまりにも違い過ぎるので、 両文化の狭間にいる私は、ずいぶん迷走することになりました。
同じタイミングで、慶応大学とアメリカのエモリー大学が共同でやっている、コンパッション・ベースの大人へのトレーニングや子どもへの教育を、日本へ普及するという活動に参加することができ、アメリカの教授たちと、"self"の定義について、ディスカッションをする機会がありました。
「自己」は社会的な文脈の中で形成されるものであり、それは言語にも反映されています。
私は通訳者として、西洋と日本という、ふたつの文化の狭間にいるため、コンパッション(思いやり)のようなテーマを訳する時には、とても繊細になる必要があります。
そういった対話で一緒に盛り上がっていたエモリ―大学の教授に、4月から日本語を教えることになりました。彼はすでにかなり日本語ができるのですが、英語をそのまま日本語にするのではなく、繊細なニュアンスを汲んだ表現にしていくための、お手伝いをしています。
というのも、この先日本にて「認知ベースのコンパッション・トレーニング (CBCT)」等を展開するために、いずれトレーニングや教本を日本語にしていく必要があり、その一環として、日本語のお勉強をすることになったのです。
人生とはおもしろい方向に展開していきますね・・・。
私は今ここで、日本語力を上げる必要に駆られてきています!
言語というと、若い頃、作家になるのが夢でした。
そして、その頃付き合っていた人が音楽家で、私は作詞をしていた時期がありました。
今年はなんと、その作詞をする機会も戻ってきまして、京都在住のミュージシャンである井川恭一さんと、時々曲作りをしています。
これは大学院の論文がない冬休みや夏休みにしかできないので、進み具合がかなりゆっくりペースなのですが、今年は3曲できていて、2曲は録音も終了! そして、去年イギリスに行っている頃から、長年やっていたアート活動も、復活。 こちらもとてもスローペースだけど、鉛筆と水彩絵の具で平面作品を作っていました。
2023年の秋には、イギリスの実験映像作家である、Richard Ashrowanと、イギリスDevonの荒野にて、16mmカメラを使った実験映画の撮影もました。 この作品はまだ編集中ですが、今年中に、世界のどこかのギャラリーまたはミュージアムで展示されることを目指し中です。
ヨガにおいては、クラス数は少なくなりましたが、日曜の朝のヨガ(オンライン)は2020年から継続しています。2020年からずっと継続して参加してくださっている方々とは、深い繋がりを感じます。オンラインで参加人数も大勢ではないですが、ヨガと瞑想の時間が私にとっては、一番大事な時間だと思っています。参加してくださってる方々、ありがとうございます。 最後に、愛犬のSnowyは8歳になり、私と同じ、中年ですが、共に元気にしています★
以上、報告でした♪