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新しいクラスのご連絡(2024)

2023年も、終わりに近づいてきました。

ここ数年、自分が体調を崩したり、その後にパンデミックが起きたりと、色々な変化や困難を経験しましたが、2024年からはもう少し整理整頓をし、「体と心にとりくむ場」を、体系的に提供していけたら良いなと思っています。


2024年からのクラスは、


  • ヨガ

  • マインドフルネス

  • トークセラピー


の3種類分けて、提供します。

また、


  • トラウマ・センシティブ・ヨガ


も再開する予定です。



私は今、「頭と体を行ったり来たりするセラピー(Top-Down, Bottom-Up Therapy)」 に最も興味があります。


  • 頭とは、「思考や物の受け取り方」のことです。

  • 体とは、「身体感覚や感情」のことです。


人の「思考や物の受け取り方(頭)」には、必ず過去の経験の影響があります。人は過去の大切なことを「感情レベル」でも覚えていると言われていて、「感情は体で感じるもの」なので、過去の経験を身体感覚としても、覚えていたりするのです。


でも、私たちはそういうことにすっかり無意識で、身体感覚にも感情にも、気がついていない状態で、日々、何気なく、過ごしています。


まさか、そういった「身体感覚や感情」が、どれほど大きく私たちの「思考や物の受け取り方」、そして「行動」に影響を与えているかなんて、まったく気がついていません。


2019年からトラウマ理論やマインドフルネスの学びを重ねてきましたが、最近特に、「セラピーとは身体感覚、感情、思考を行ったり来たりしながら行うものなのだ」と、実感しています。


それが、私がクラスを「ヨガ」「マインドフルネス」「トークセラピー」に分け、体系的に提供したいと思った理由です。



ヨガ

ヨガ(ハタヨガ)は主に体に意識を向けて行うもの。ヨガでは、肉体レベルの体を、以下の2つに分けて捉えることができます。


  1. 筋骨格系としての体。

  2. 臓器や神経系、内分泌系などの管理をしている体。


1.の、「筋骨格系としての体」は、骨や関節や筋肉や筋膜のことです。これらは、ヨガやそれ以外の運動を、その人に合ったやり方と頻度で行うことで、ある程度健やかな状態に保てると考えられています。

もちろん病や老化は誰にでも必ず起こることなので、一生今のままの体でいる人は誰もいません。そういった現実を踏まえながらも、できる範囲で健やかな状態をキープできたら良いですね、というものだと思います。

「健康な人の方が不調な人よりも優れている」という考えには、私はまったく不賛成で、人の体が年齢と共に変化することや、誰もが時々病になることは当たり前のこと。

そういった現実と「折り合いをつけていく」ために、ヨガを活用できたら良いなと、思っています。


2.の、「臓器や神経系、内分泌系などを管理している体」にも、ヨガはなんらかの影響を与えています。例えば、ヨガをしてリラックスをした場合、神経系に影響が与えられ、内分泌系(ホルモン)にも影響が与えられます。すると心拍が下がったり血圧が下がったりします。筋肉を使って動いた場合は、筋肉に沢山酸素が必要になるため、血流が良くなり、体が温まります。

また、神経系や内分泌系は、ストレスや感情にも関係があると考えられているので、体に働きかけることで、気がついていなかった身体感覚や、そこに宿っていた記憶や感情に気づくことがあります。頭で覚えていない記憶は「潜在記憶」と呼ばれ、体で覚えていると考えられています。また、感情が体に宿るというというのは、例えば「怒り」の場合、無意識に奥歯を噛みしめていたり、「不安」であれば胃のあたりがキリキリしたり、「恐怖」ならお腹が痛くなったりすることもあります。


ヨガはシンプルに体に働きかけますが、体を舞台に、色々なことにアクセスしている可能性があるのです。


そして、体は自己調節をするためにも、とても便利な場所となります。自己調節とは、神経系のバランスを整えることです。神経が過剰に覚醒している時や、反対に停滞のような状態にある時、人はうまく機能することができません。これを調度良い状態に戻すには、回復する力(レジリエンス)をつけるためのツールが必要です。そのツールのひとつが、体を使うヨガだったり、呼吸法だったりするのです。もしかすると、ヨガをした後に不安が解消されたり、パニックがおさまったという経験があるのであれば、ヨガによって自己調節ができたということだったのかもしれません。


但し、「体は危険な場所」と感じる人もいるため、体へのアプローチの方法には、相手によっては、工夫が必要です。また、同じヨガを行ってる人が皆同じように感じていると、思い込まないことが大事だと思います。


体レベルや生理学的な心地良い変化をマットの上で体験しても、それを日常生活へ反映することが難しい場合があります。日々の生活で、自分の反応的な部分について理解を深め、より自分と折り合いをつけながら生きていくには、体で行うヨガだけでは足りないことがあると思うのです。そこを補うために、「自分がなぜそのように考え、行動するのだろう」ということを知るきっかけになる、マインドフルネス、つまり「気づきの練習」が、役に立ちます。



マインドフルネス

マインドフルネスとは、「気づき」の練習です。元々、輪廻を終えるための修行のひとつとして行われていたマインドフルネスは、パーリー語で「サティ」と呼ばれる実践でした。


近年、マインドフルネスは西洋化され、カルマや輪廻のような仏教哲学の要素が省かれた状態で、メンタルヘルスや学校教育に取り入れられてきています。海外の多くの企業でも、社員の健康のために、マインドフルネスは活用されてきました。


私にとって、マインドフルネスとは、体に焦点を置くヨガ(ハタヨガ)と、対話でカウンセリングするトークセラピーの、ちょうど中間地点にあります。


マインドフルネスは、体、感情、思考レベルにおいて、「この瞬間瞬間に、何が起こっているのかに気づく練習」です。「気づく」ことはとてもパワフルなことであり、なぜ自分がそのように感じ、考え、行動するのだろう、と好奇心を持つことで、気づいたことに対して裁きを与えることなく、探求する場が与えられます。


その中で、西洋化された宗教哲学を含まないマインドフルネスでは、脳神経科学やストレス理論を学びながら、相手に答えを与えるのではなく、実践する人が自分でインクワイアリ(問いかけ)し、洞察を得ていくための場をシェアします。


マインドフルネスは、ヨガも呼吸もボディスキャンも含むため、体ベースの練習法でもあります。同時に、インクワイアリ(問いかけ)をしたり、対話をしたり、ジャーナルをつけたり、理論を学んだりするため、認知(頭)ベースの実践も含んでいます。


という理由から、マインドフルネスは、体を使うヨガと、対話で何かを理解するトークセラピーの、中間地点にあるような気がするのです。



トークセラピー

トークセラピーは、主に一対一で、対話を通して自己探求するセラピーになります。私の場合、提供する側として、最も経験の少ない分野になりますが、受ける立場としては経験が多く、過去30年の間、多くのトークセラピー(サイコセラピー、カウンセリング)を受けてきました。日本でも最近になってカウンセリングは普及してきましたが、北米やイギリスでは何年も前から割と普通に、誰もが受けているものでした。ただ、私は対話だけを通して行うトークセラピーに助けられたという経験が、数年前まで、正直あまりありませんでした。


でも、私が尊敬するカナダの医師Gabor Mateにより開発された「コンパッションベースのインクワイアリ(Compassionate Inquiry)」や、Richard Schwartz博士により開発された「内的家族システム(Internal Family System)」は、まさに目から鱗のアプローチで、私自身のセルフ・ケアやセルフ・ヒーリングに大いに役に立ってくれました。これほどまでに、自分に思いやりを持って問いかけする経験というのは、それまでのカウンセリングでは経験したことがありませんでした。


コンパッションベースのインクワイアリも、内的家族システムも、体の感覚を重視しながら対話を進めます。「体の声を語る」ことは、頭で考えて話すのとでは、かなり違う感じがします。体や思考を行ったり来たりすること、過去の記憶を辿ることをなどを、主に対話で行うので、ヨガやマインドフルネスよりも、体へのアプローチの要素は少なくなりますが、トークセラピーは一対一で行うものなので、とても個人的なプロセスとなり、グループセッションよりも親密な自分への取り組みになります。トークセラピーの中にも、呼吸法やマインドフルネスの要素を入れながら、体と頭を切り話さないプロセスであることが大切なのだと思います。



2024年からは、この「ヨガ」「マインドフルネス」「トークセラピー」という3つの側面から自己探求する場を提供できるよう、1月からスタートするクラスをいくつか開設しました。興味がある方は、この記事の一番最後にある、各リンクをご覧ください。



トラウマ・センシティブ・ヨガ

今まで停止していたトラウマ・センシティブ・ヨガ(TCTSY)のクラスも、再スタートをする予定です。このクラスは、参加者が増えたらですが、いずれ月4回のクラスから、セットクラスに変更をしたいと考えています。そうすることで、例えば、同じメンバーで12回のクラスを受けるというようなシステムすることができたら良いなと思っています。興味がある方は、記事の最後のリンクから、クラス内容を確認ください。


クラスの提供方法

2024年も主にオンラインでのご提供になりそうです。いずれまた、対面でのクラスも定期的に開催したいという気持ちもありますが、まだその土台ができておらず、ここしばらくはオンラインが中心になります。


対面のクラスについて:

  • プライベートセッション 私が国内にいる時は、対面でのプライベートセッションを受け付けています。プライベートセッションの空き時間は、毎月皆さんにお知らせしていきます。

  • グループセッション: 三重県桑名市のスタジオで、期間限定の対面グループセッションも時々行いたいと思っています。 2024年は毎週土曜に、アートとマインドフルネスを合わせて、禅の教えである「十牛図」を使いながら、「真の自分に出会う旅」というテーマで対面のグループクラスを開設しました。興味がある方は以下のリンクを見てみてください。


その他ヨガ関連の講座

  • 録画コース 自分のペースで録画を見ながらで受けられるコースがいくつかあります。

  • 対面コース リストラティブヨガの指導者養成コース、タイマッサージ・セラピスト養成講座のみ、対面で開催しています(現状日程は決まっていません)。

  • オンラインコース 現在予定はありません。


英語の講座

  • 英語の講座も以下にリンクを付けておきますので、興味のある方はご覧ください。




各クラスへのリンク

内容を大きく更新しましたので、もし良かったら各ページ訪れてみてください。


ヨガへのリンクはこちら☞ YOGA

  • 「楽に動く簡単ヨガ」 -- ポーズ機能を重視し自分に合ったやり方で動きます。

  • 「眠りのためのヨガ」 -- 布団の上でパジャマのまま、カメラオフで参加できる、そのまま寝ても良いクラス。

  • 「録画コース」

  • 「プライベートセッション」など


マインドフルネスへのリンク☞ Mindfulness

トークセラピーへのリンク☞ Talk Therapy トラウマ・センシティブ・ヨガへのリンク☞ TSTCY 期間限定の対面コース「真の自己を探す旅」☞ Art Therapy


各種講座 ☞ Courses


英語の関連 ☞ English ********



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

皆さんの2024年が、良い一年となりますよう、お祈りしています。

来年もどうぞよろしくお願い致します。







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